【議会報告】令和3年12月議会<その5>糸島市に子どもの権利に関する条例の制定を求める請願について
今議会に、市民の方から「糸島市に子どもの権利に関する条例の制定を求める請願」が出され、本日採決が行われました。
結果は、賛成13名、反対6名で、可決されました。(議長は採決に参加しません。)
賛成したのは、寺崎議員、井上議員、伊藤議員、笹栗議員、小島議員、三嶋議員、徳安議員、やなぎ議員、波多江議員、並里議員、後藤議員、川上議員、藤井の13名です。
反対したのは、堀田議員、松月議員、重富議員、平田議員、加茂議員、長田議員の6名です。
波多江議員と後藤議員と伊藤議員と徳安議員と私が賛成討論を行い、反対討論をした議員はいませんでした。
今回、請願が可決したので、来年以降、糸島市の子どもの権利に関する条例が制定されることになります。それをより中身のあるものにできるよう、しっかりと働きかけていきたいと思っています。
以下、私の賛成討論の内容です。
「請願第4号 糸島市に子どもの権利に関する条例の制定を求める請願」
【賛成討論】
昔と比べ、子どもを取り巻く社会環境は大きく変化しています。長時間労働が常態化し、非正規雇用が増え、家族の規模が縮小し、共働き家庭が増加し、地域の共同関係が希薄化しています。それによって、親が子どもと接する時間が減り、子どもを地域コミュニティで育てるということが出来にくくなっています。昔は子育ては自助や共助で成り立っていたかもしれませんが、今は、子育てに関する自助や共助が機能しにくい社会状況なので、子どもを守る上でより一層公助が重要になっている状況なのだと思っています。
しかし、昔も今も変わらないのは、大人や社会が子どもを守る、ということです。
子どもは未来そのものであり、子どもを守ることは、昔も今もすべての大人の共通の願いだと思います。
市民福祉常任委員会の中で、国の方で子ども基本法が制定されようとしているので、その動向を見てから条例をつくるかどうか判断すべきとの意見がありましたが、私は、まずはじめに糸島市議会として本請願を採択することで、糸島市の子どもたちのことは糸島市が守る、という姿勢を示すことが重要だと考えます。
今回請願が採択されたとしても、条例をすぐにつくれるものではありません。むしろ時間をかけてつくるべきだと考えています。請願の趣旨にも書かれていますが、これからの糸島市の子ども政策に何が必要なのかを、子どもたち自身の意見を聴きながらつくっていくべきだと考えています。今回請願者が参考資料として添付されている川崎市の子ども権利条例は、着手から制定まで2年かかっています。その間に国が子ども基本法を制定するのであれば、それとの整合性をはかればいいし、法律の制定に時間がかかるのであれば、それを待たずに先に糸島市独自で条例を制定するべきだと考えます。
私たち糸島市議会が考えるべきことは、糸島市の子どもたちにとって何が最善なのかということです。それは国や県に聴いてもわかりません。
私は、それは子どもたち自身の声を聞くことからしかわからないと思っています。
今、何か困っていることはないか、行政はそのためにどんなサポートができるのか、どんなまちにしていきたいか、そのようなことを子どもたちから聴き、その声をもとに、糸島市の子どもたちのための条例をつくるべきだと考えます。それは糸島市にしかできないことであり、私たち糸島市議会の存在意義はそこにあると考えます。
糸島市議会として本請願を採択し、糸島市の子どもたちの声を聴き、糸島市の子どもたちのための施策を盛り込んだ、糸島市の子どもたちのための条例を制定するべきだと考えますので、本請願に賛成します。
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