【議会報告】令和3年12月議会<その6>糸島市新庁舎建設工事の契約について

 本日(12/17)、12月議会の最終日で、追加議案(3件)の討論・採決を行いました。

 その中の1つ、新庁舎建設の工事請負契約について、報告します。

 新庁舎の建設に関しては、市民の方の中にも賛成・反対、様々な意見があることを承知しています。

 これまでもいろんな方からいろんなご意見をお聞きしましたし、私自身も議会の中で様々な質疑をしてきました。

 そして、今回、私は建設に賛成いたしました。

 結果は、賛成16、反対3でした。

 このような賛否が分かれるような案件に関しては、賛成する場合も反対する場合もその理由をお伝えするために討論しています。

 今回も賛成討論をしましたので、こちらにも掲載させていただきます。

 

「議案第95号 工事請負契約の締結について(糸島市新庁舎建設工事)」

【賛成討論】

 まずはじめに、私は政治や民主主義というのは多数決ではなく、みんなで意見やアイデアを出し合ってよりよいものにしていくこと、より多くの人が納得できるものにしていくことだと思っています。

 最終的には賛成か反対かを表明し議決する必要がありますが、それは最後の最後であり、そこに至るまでに様々な意見を出し合うことが重要だと考えています。

 それが市長が1名なのに対して我々議員が20名いる理由だと思っています。

 20の視点でチェックすることで、そこからこぼれ落ちているものがないか、それにより不利益をこうむる人がいないかなどを確認し、よりよいアイデアを出し合い、よりよいものにしていくことが重要だと考えています。それが政治であり、民主主義だと思っています。

 その前提の上で、私は、今回契約を締結する糸島市新庁舎建設工事に関して、これまで環境への負荷を減らすためと後々の維持管理コストを縮減するために、省エネ建築やZEB(ゼロエネルギービルディング)にすることや、再生可能エネルギーを活用することを提案してきました。

 それに対し、市もZEBについて、研究・検討を重ねられるとともに、地中熱エネルギーのポテンシャルについても調査され、今回の新庁舎建設はその両方が取り入れられた設計になっています。

 その上で、先日の総務文教常任委員会において、今回の契約相手先が平成30年に12階建ての集合住宅を省エネ建築によって施工されており、平成29年に地上3階で延床面積9347㎡のゴミ処理施設を省エネ建築で施工されていることを確認いたしました。

 また、契約金額の内、ZEB化に要する費用は12億5000万円であり、その内国からの補助が約8億円ほど受けられるということも確認いたしました。通常の庁舎建設であれば国からの補助がない中、ZEB化することで国の補助が受けられるのは財政的なメリットも大きいと考えています。

 またこれまでの議会での質疑等によってZEB化と地中熱の利用により、光熱費を含む維持管理費が25%以上削減することが見込まれ、CO2の排出も35%以上の削減が見込まれるということを確認しています。

 以上の理由により、本工事によって、これまでよりも環境への負荷を低減できる庁舎となり、将来的な財政負担も減らすことができると考えますので、本議案に賛成いたします。

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