【議会報告】令和元年12月議会<その2>「入札条件の変更を求める請願」について


 12月議会には、市民の方から、請願が一件出されました。

 請願というのは、憲法でも保障された市民の権利で、市民の政治参加の形として、とても重要なものです。

 糸島市議会においても、「議会基本条例」において、請願を市民からの政策提言または意見として位置付け、請願者が希望されれば委員会において趣旨を説明していただいています。

 今回出された請願は「入札条件の変更を求める請願」です。

 これは公共土木工事の発注において、市内に本社がある者のみを入札の資格者にすることを求める内容ですが、今回審議する中で、特殊な工事など、市内の業者のみではできない工事がわかり、引き続き、調査が必要となり、今回は可否を判断せず、継続審議することになりました。

 私自身は、土木工事に関わらず、公共的な発注(工事、建設、物品、サービス)はなるべく市内の業者に頼み、市内で経済循環するべきだと考えていて、これまでにも、決算の際に、市内の発注率を確認し、そこを上げるよう努力すべきと提言もしてきていますので、この請願の趣旨には賛同しています。

 私が所属する総務文教常任委員会に付託された案件なので、今後引き続き、調査していきたいと思います。

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